<大学編入正職員制度Q&A>
A:看護の学びを深めるとともに、専門学校等卒と比較して給与などの待遇改善がなされる場合があるほか、修士や専門看護師、看護教員といったより高度な資格やキャリアを目指せるようになります。
A:週3日2年間の通学で学士取得を目指すカリキュラムであるため、保健師国家試験・助産師国家試験の受験資格は得られません。
A:当制度を利用する場合、学費等(学費・実験実習費・施設設備費)の実質自己負担額は2年間合計136万円(※)となり、このほか教科書代等の諸経費が必要となります。なお、通常の大学編入の場合、入学金が30万円、学費等は年額165万円(合計360万円)となります。
※下記①~③の制度適用になり、自己負担額が224万円分減免されます。
①崇徳厚生事業団グループの病院に入職することで、入学金30万円の免除。
②崇徳厚生事業団奨学金により月額6万円、2年間合計144万円の貸与。大学卒業後、2年間の勤務継続により全額返済免除。
③崇徳厚生事業団グループ(財団法人田宮記念館)より、当制度の特別祝い金として50万円の支給。
A:通常の大学編入試験と同じく、小論文(配点100点)、面接(配点100点)で試験日は11月下旬、合格発表は12月上旬となります。詳しくは第3年次編入学試験学生募集要項をご参照ください。
A:専門学校等新卒者(看護師資格有)の場合、年額200万円程度(※)となります。既卒の方の待遇、各種手当の要件や金額については、入職先法人へお問い合わせください。
※大学の学期中の給与は週5日勤務(基本給208,400円、調整手当18,700円、合計227,100円)の正規職員の6割の支給で月額136,260円となります。なお、大学の夏季休暇(約2か月間)、春季休暇(約1カ月間)期間中は週5日間の病院勤務となり、通常の正規職員と同待遇での勤務が可能です。賞与については、勤務日数に応じて支給されます。
A:年度当初の新人研修は他の正規職員と同等に受けたうえで実際の配属となります。また、通学しながら週3日のみの勤務である実情を加味しながら、看護職員としても成長できるよう支援していきます。
A:通学期間中は勤務日数が少ない分給与は低くなりますが、大学卒業後には学士取得者の待遇に上がります。また、昇格・昇進の考慮事項となる勤務年数については、通学中も含めて算入されます。実際の昇給・昇格・昇進は就職後・卒業後の勤務状況や適性によって決定されますが、当制度を利用することにより不利になることはありません。
A:万が一看護師国家試験に不合格となってしまった場合も当制度を利用することは可能です。ただし、看護師免許取得までは看護助手としての待遇となり、給与は低くなります。